
1月24日(金)浜松商工会議所で、浜松市・磐田市の企業様を対象に「Z世代採用力パワーアップセミナー」開かれました。
1.どうやって接点を持つ?若い世代とのコンタクト不足で採用難航
企業の多くが抱えている若い世代の採用が困難であるという問題。その問題は主に「若い世代を採用したい企業と就職場所を探している若者のコンタクト不足」が挙げられます。どれだけ企業が若い世代を求めていてもその企業の情報が若い世代に知られていない、または情報が不十分ではなかなか就職希望先に選んでもらえません。今回のセミナーでは、浜松・磐田の若い世代の採用力を上げたいという企業様にご参加いただき、講師の永井宏明さんと現在20歳で現役Z世代である藪美有さんが登壇して若い世代の思いを赤裸々に語りました。
2.若者の採用におけるSNSの重要性
セミナーでは、若者の採用での「SNSでの発信の重要性」やその運用方法について解説されていきます。今の若い世代は、情報の入手手段としてSNSを重宝し就職の情報もSNSを利用して探します。そのため、企業情報の紹介をSNSではあまり行っていない、紙媒体のものを使っている、SNSの更新が頻繁ではないという企業は、若者にとっては壁の向こう側が見えないように不明瞭で志望するのが怖い状態だと永井さんは指摘します。また、SNSやウェブでの情報公開を行っていたとしても、サイトが見にくい、採用ページに到達するまでに経由するページが多い、普段使い慣れているスマホ対応ページではないなどといったものもハードルを上げるものとなっています。どのような形のSNS発信が若者の心に刺さり、志望へとつながるのか。若い世代に寄り添ったコンテンツ作りが大切だと藪さんは言います。SNSコンテンツを作ったとしても若者の関心をつかむ内容でなければただの自己満足になってしまい肝心な若い世代の採用力のアップにはつながりません。そのような若い世代と企業の感性のギャップを炙り出し、若い世代の本音を持って帰っていいただけるよう、企業様からZ世代への質問コーナーを設け、週休3日で現在インターンとして働いている大学二年生の浅見綾香さんと藪さんが答えていきました。
3.SNS代行で若い世代に合った企業PRをお届け
若い世代に寄り添ったSNS発信が大切だと言われてもやり方がわからない、難しいと感じる企業様も多くいらっしゃると思います。実際に本セミナーでも企業様からSNSの運用が難しいという声をいただきました。いきなり若者受けするコンテンツにシフトすることは難しく、それらの発信方法にはノウハウが存在します。そのような問題のお助けになるものが週休3日の行っている「SNS運用代行」です。週休3日ではご依頼をいただいた企業様のもとに若い世代が撮影に伺い、若い世代に興味を持って見てもらえるコンテンツを作成します。またそれらのコンテンツを一つのSNSではなくInstagram、X(旧Twitter)、Tiktok、YouTubeなどの複数のSNSに投稿し運用を行います。就職先を探している世代と同じ世代の者がコンテンツ作成、情報発信を行うためより若い世代の心に刺さりやすく、申し込み、採用へと導きます。また、複数のSNS運用により企業様の情報を見てもらえる場所が増え、知名度の向上にもつながります。SNSの運用をお任せして採用力をアップさせたい、複数のSNSの管理が大変、確実に若い世代の採用へつながる発信をしたいというご希望にお応えすることができます。そのような方法もあることを企業様に知っていただき、SNSでの情報発信を行うことの必要性を訴えました。
4.まとめ
本セミナーでは若い世代とコンタクトをとるための、前向きなSNS発信の重要性が明らかにされました。ただ発信するだけではなく、若い世代をターゲットに内容を工夫することが必要でSNS代行を利用するという選択肢もあります。若い世代を雇う側の企業と就職先を探す若い世代が同じ空間で語り合う本セミナーは互いに刺激を得られる場となりました。
この記事を書いた人

浅見 綾香 / Asami Ayaka
株式会社週休3日 インターン生
2004年生まれ、静岡県出身。
現在大学二年生。大学では経営学を専攻。SNSやchatGPTを使ったマーケティングに興味があり勉強中。趣味は日本の歴史的建造物を巡ることと演劇。