週休3日正社員

1,【鍵はインパクトの強すぎるアレ】株式会社週休3日との出会い

高校2年生の夏、ヤブのTikTok内のフレーズ『超チルなラッパー』がバズり2021年TikTok流行語大賞ことば部門を受賞しました。

同時期に気持ちの面では、全日制の高校に通う中で大学に行く意味や、高校に通う明確な目的がわからないと進路に悩みを抱えていました。

両親と何度も進路を話し合う中で、「何かチャレンジしたいことがあるなら、全力でやれる方を選んで欲しい」と背中を押され、自分の強みであるTikTokを使って挑戦したい!と思うようになりました。そして高校3年生になるタイミングでたくさん時間が取れる通信制高校に転学しました。

通信制高校に転学してしばらくたった後、地元の企業が若い世代の人材不足で悩んでいることを知りました。そこでTikTokを使って地元の企業の求人をZ世代に発信しようと考えました。今思うとはちゃめちゃですが、私は手当たり次第知っている浜松の企業に、動画を作らせてください!というメールを送りました。そしてメールを送った企業の中には名前のインパクトが強すぎて頭に残っていた株式会社週休3日も入っていました。

数日後に週休3日の永井社長から返信があり、対面で話をして、仕事をいただいていく中で入社してみないか?とお誘いをいただきました。

2,17歳で株式会社週休3日に週休3日正社員で入社した3つの理由

私が永井社長(以下 社長)にお話をいただいた時、実はすぐ入社を決めたわけではありませんでした。入社を誘っていただいき、私は社会人として仕事がこなせるだろうか?大学は本当に行かなくていいのだろうか?と悩みましたが、以下3つの理由で入社を決めました。

1 自分の得意が活かせる
言わずもがなですが・・・TikTokという強みを活かせる仕事は私に天職だと感じました。そして社長と関わっていく中で、社長の人柄や、私を含め若い世代の価値観を理解しようとしてくれている姿勢に感動しました。ビジネスとしてまだ受け入れられづらいところがあるTikTokですが社長の元なら、高校生である自分の性質も活かすことができ、のびのびとTikTokだけでなく自分自身の性質、得意を活かせると強く感じました。

2 事業のサポートが受けられる
TikTokはやはりビジネスとしては受け入れられづらい点があります。さらに高校生という立場だった私はビジネスの右も左もわからず自分一人でやっていくというのは厳しいと感じ、永井社長の元でサポートを受けつつやっていくほうが、私自身の成長にもつながると感じました。

3 週休3日なので自分の時間が確保できる
この会社ならではですね!入社当時は通信制の高校に通っており、週に4日出勤し、+1日のお休みで登校していました。学校以外にも自分の時間を確保でき、自身の勉強の時間に当てられます。週休2日制度の会社だったら、学校との折り合いを考え上記2つの理由があっても入社していなかったかもしれません。時間の融通が効き、自由に動くことができるのも入社した大きなきっかけでした。

3,仕事はZ世代に向けた情報発信・TikTok運用代行

「何やっているの?」と言われがちですが、私の仕事内容はZ世代にフォーカスしたものがメインです。
・企業の方向けのZ世代情報発信セミナー
セミナーではZ世代が惹かれる情報発信のポイントを紹介
座学だけでなく、一緒に投稿を作成するセミナーも。

・TikTok運用代行
私の得意を活かした業務です。動画の企画、撮影、編集までこなします。

4,ぶっちゃけ…週休3日正社員で1年間働いて分かったメリット・デメリット

メリット
・時間の融通がきく
これは言わずもがなですね。お休みをずらして長期休みを作ることができます。さらに平日休みに役所関係の手続きができるためとても助かっています。

・リフレッシュができる
週に3日お休みがあると1日休んで1日遊んで1日で勉強など自分の成長に充てることができ、気持ちのリフレッシュになるなと感じています。

・やる気が維持できる
お休み中に本を読み、新しい環境に身を置くことで新しい発想が浮かびます。今の仕事をよりレベルアップできるいいアイデアが浮かぶと、毎日楽しく、やる気を持って仕事をすることができます。

デメリット
・取引先とのやり取りのラグ
営業や取引先で日程調整をするときや、メール対応などがどうしても滞ります。私の場合、緊急の件やすぐに答えられる案件はお休み中でも対応するようにしています。

・仕事中の質
労働時間が週5で出勤する場合より少ないです。計画的に仕事をしないと終わらない案件もあるので時間内で密度の高い仕事をすることを心がけています。

5,これからどう働いていきたいか?

TikTokの仕事がとても楽しいのに加え、仕事を始めたばかりの時よりも動画の作成のレベル、仕事のクオリティが格段に上がったと感じます。
これは、+1日のお休みでの自発的な学び、新しいアイデア、勉強、株式会社週休3日という、仕事に自分の考えや行動がすぐ反映できる環境があってこそだと確信しています。

1年間週休3日で働き、仕事面、精神面から成長したと胸を張って宣言できます。
私はこの自分自身が最大限発揮でき、成長できる環境で1年後はこの1年間よりもさらに成長したと言えるよう、結果を出すという部分にさらにフォーカスし、頑張っていきます。