経営視点で介護施設の週休3日制を考える
介護施設対象 週休3日制導入オンラインセミナー
約1時間のオンラインセミナーですが受講者の93.8%が高評価。
受講者の導入をお考えの介護事業者様はもちろん、導入を検討している・迷っている介護事業者様におすすめのセミナーです。
働き方改革という言葉が世間を賑わせるようになったのは二○一八年頃でしょうか。当時は国が働き方改革を主導し、多少なりとも働き方の問題を解決してくれるのではないか、という期待感がありました。一方で「何がどう変わるのだろう。うちの事業所は変化についていけるのだろうか。」という不安感もあったように思います。
それから数年。パンデミックがあり介護事業の経営は、働き方改革どころではなくなりました。新型コロナウィルス感染症の影響は大きく、利用者減少や、クラスター発生などによる経営的なダメージは計り知れません。余裕がなく厳しい状況ですが、見て見ぬふりしたまま働き方改革には手をつけず良いのでしょうか。
結論から言います。働き方改革は速やかに始めるべきです。それほど費用をかけずに行うことができます。実現する為の一番のポイントは「経営者自ら 頭を柔らかく」です。本来、事業所が定めることができる働き方はかなり自由度があります。実は「常勤」の定義も国や制度が決めているわけではありません。「色々と制限がある」と思うのは固定観念に縛られているからです。経営者が積極的に人事・労務について学び、頭を柔らかくして事業所の働き方を時間が掛かっても徹底的に考えることが大切です。
皆さんがこれから採用していきたい若者は、四十代以上の人とは考え方が違います。特に今の二十代の価値観は全く違います。固定観念に縛られた不条理な働き方は、見向きもされません。
実は私も事業承継した事業所の働き方改革はこれからです。数回にかけて「介護の働き方」を皆様と一緒に考えていきたいと思います。
株式会社週休3日では、介護事業者様向けに週休3日制のセミナー・情報発信・導入支援を行っております。
社名の通りどこよりも週休3日制と週休3日正社員の採用に詳しいです。実際に介護事業で実践している情報やノウハウを駆使し、お困りごと・お悩みに合わせてお手伝いさせていただきます。ぜひお気軽にお問い合わせください。
経営視点で介護施設の週休3日制を考える
この記事を書いた人
永井宏明 / Nagai Hiroaki
株式会社週休3日 代表取締役
印刷広告代理店営業、WEBコンサルを経て、静岡県の地域密着企業で人事・総務として10年勤務。同法人で介護施設の施設長に就任。8年間施設長を務め、多くの見取り(終末期)をコーディネート。就任3年目以降介護施設で週休3日制導入。その後、株式会社週休3日を創業し、2017年から事業開始。週休3日正社員という働き方の選択肢を広げる活動を続ける。2022年7月、クリニックからの事業承継により認知症グループホームの経営に参画。グループホーム今日香と明日香の経営に携わる。子供4人、共働き、育児パパ。趣味は演劇。作・演出 作品で静岡県芸術祭賞 他受賞。