
Z世代に届けるには〇〇を発信するのが鍵!
はじめに:いま、なぜSNSが必要なのか?
少子高齢化が進み、人材不足が深刻な医療・介護・福祉の現場。
そのなかで、10〜20代前半をはじめとした若い人材の採用がますます重要になっています。
実は、彼らはまったく興味がないわけではありません。
ただ、“求人情報に出会えていない”だけなんです。
普段使うSNSに流れてこなければ、そんな職場や、求人があることすら知らない。
そんな「そもそも気づかない」状態が、応募の壁になっています。
そんな中、**若者が最も多くの時間を過ごしているのが「SNS」**です。
TikTokやInstagram、YouTubeショートといったSNSを通じて発信することで、これまで届かなかった層にも、“会社の存在”を知ってもらい、職場の雰囲気を具体的にイメージしてもらうことが可能になります。
本記事では、若手人材の採用につながるSNS戦略の3つの柱をご紹介します!
戦略①:「ショート動画 × 縦型」で届ける
まず、最初の一歩は“ショート動画を1本つくることから!
動画は、テキストや写真と違って“どのSNSにも載せられる”のが最大のメリット。
TikTok・Instagramリール・YouTubeショート・X(旧Twitter)など、1本の同じ縦動画を複数のSNSに展開することで簡単に若者との接点を一気に広げることができます。
SNSごとに文章や写真を変える必要がないので、1本つくるだけで何倍ものリーチが狙えるのも大きなポイントです。
◻︎ショート動画を始めるなら…
撮影も編集もスマホ1台でOK。アプリならCapCut(キャップカット)がおすすめ。
無料で使えるのに、テンプレや字幕機能が充実していて初心者でも使いやすいです!
戦略②:「共感される“リアル”を出す」
動画の中身で何より大切なのは、共感できるリアルさです。
Z世代は、きれいに編集された会社紹介動画よりも、実際に働く人の声・表情・雰囲気に惹かれます。
たとえば、カメラに向かって「うちの会社はこんな制度があって〜」と説明するよりも、現場で働く先輩や社員が、オフレコっぽく本音でしゃべっている感じのほうが、
なんだか信頼できるし、親しみが湧く気がしますよね。
そんな今の若者に刺さるのが、UGC(ユーザー生成コンテンツ)という発信スタイルです。企業が主導するというより、“その場所で実際に働いている人”が発信しているかのような内容。これが、今のSNSトレンドにおける採用マーケティングのカギになっています。
🟢 たとえば…
- 職員さんの「1日Vlog」
- 休憩中のちょっとした会話シーン
- 「この仕事で嬉しかった瞬間」インタビュー
こういった、気取らない・作り込まない動画が、「この職場なんかいいかも」「自分にもできそう」といった第一印象の安心感や親近感をつくってくれます。
戦略③:「制度の紹介+ライフスタイル紹介で、未来の自分を想像させる」
週休3日制度や福利厚生、資格取得支援など、制度が整っている職場はたくさんあります。
もちろん制度の紹介も大切。でも、今の若者にとってはそれだけじゃ物足りないんです。
「週休3日制度があります!」→ それって、実際どんなふうに過ごしてるの?
「福利厚生が充実しています!」→ それを使うとどんな毎日が待ってるの?
Z世代が知りたいのは、制度の“名前”じゃなくて、それを使ったあとの“リアルな毎日”。
制度を紹介したら、+“もっと!”──そこからどんな働き方・暮らし方ができるのかまで伝えることがポイントです。
🔵 たとえば…
- 「週休3日で、推し活を自由に楽しんでる先輩」
- 「資格取得支援制度を使って、休日に通信講座を受けてスキルアップ中」
- 「福利厚生で保育費サポートを受けながら、子育てとの両立をしている夫婦職員」
制度は“入り口”。その先にある“あなたもこういう働き方ができるよ”という未来のビジョンまで見せることが、応募の後押しになります。
Z世代は、「自分がそこで働いてる姿」を具体的に想像できたとき、初めて“入りたい”と思えるんです。
まとめ:Z世代に届くのは、“制度”ではなく“生活”のストーリー
若手人材の採用において、SNSは今や「やったほうがいい」ではなく「やらなきゃ届かない」時代。
でも難しく考える必要はありません。
ポイントはたった3つ👇
- まずは1本、縦型ショート動画をつくること
- 中身は、共感される“リアルな日常”を意識すること
- 制度を紹介するだけでなく、“その制度でどんな暮らしができるか”まで伝えること
Z世代は、「なんとなく良さそう」では動きません。
自分がそこで働いている未来をリアルに想像できたときに、初めて「この会社で働いてみたい」と思うのです。
SNSは、そんな「想像のきっかけ」をつくる最高のツール。
まずはスマホ1台から、はじめてみませんか?
ご相談や動画制作の依頼などがありましたら、お気軽に週休3日公式サイトよりご連絡ください!
この記事を書いた人

藪 美有 / Yabu Miyu
株式会社週休3日 Z世代マーケター
2005年生まれ、静岡県出身。
2021年、受験を辞めたいと悩む友人に向け、勇気づける動画を撮影し、TikTokに投稿。動画の中のフレーズである『超チルなラッパー』が大バズりし2021年TikTok大賞言葉部門受賞。
その後自身を活かし社会に貢献したいという思いから、現在株式会社週休3日にて地元企業とZ世代を繋ぐためのビジネスを展開中。現在は企業のTikTok運用伴走などの業務を行っている。