前回の記事では、介護職と週休3日制がじつは相性がいい勤務体制であることをお伝えいたしました。
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介護事業の人材不足が深刻であることは周知の事実ですが、事業者の方を悩ませるのが採用にかかるコストです

  • 募集しても応募がなかなか来ない
  • ようやく採用できてもすぐに辞めてしまう
  • 未経験者を受け入れたら研修が大変

……など、コストがどんどんかさんでいく状況に、多くの採用担当者の悩みは尽きません。
そこで今回は、いくつかある採用方法について、メリットとデメリットを検証していきたいと思います。

介護職員のひとりの採用コストの相場

まずは介護職員をひとり採用するコスト「採用単価」を見ていきましょう。
介護職の採用単価の相場は、10万~50万と言われていますが、「アルバイトか正社員か」「どんな採用媒体を使用したか」によって変わってきます。

ちなみに採用単価は、下記の計算式で算出することが可能です。
・採用単価=採用活動にしようした費用の総額÷採用した人数

事業所としては、この採用単価をなるべく抑えていきたいところですが、なかなか応募者がこなかったり、人材が定着しない場合は、採用活動をやめることができず、通年でコストがかかってしまいます。

そこでどのような手法で求人情報を告知していくか? が重要な問題となってきます。

介護職の採用方法について

1、ハローワーク

ハローワークは無料で求人情報を出せるため、必ず利用したいサービスです。ハローワークは厚生労働省の管轄で公的な機関のため、離職された方も、まずハローワークに登録することが多いのではないでしょうか。
事業所と求職者をつなぐ機関ですが、介護職の求人情報の取り扱いも多いため、介護職希望者からの応募は多くありません。ハローワークに求人をだしつつも、他の方法にも取りくんだほうがいいでしょう。

  • リーズナブル度:◎
  • 採  用  率:△
  • 総     評:ハローワークを利用しながらも他施策との併用が必須

2、求人フリーペーパー

求人専門のフリーペーパーは、掲載費用が5~20万ほどで、比較的リーズナブルです。最近では、WEBサイトへの掲載も同時に行える媒体が増えて、アナログとデジタルの両方で訴求することが可能です。また「介護職特集」など特集を組んでくれることもあります。
ただし、求人フリーペーパーは掲載するだけで費用がかかるため、例え3ヶ月出稿して、ひとりも採用できなくても、3か月分の費用がかかります。
長期的に予算をかけられる場合は、掲載期間に応じて値引きをしてくれることもあります。

  • リーズナブル度:〇
  • 採  用  率:△
  • 総     評:予算に余裕があり、中長期的な採用計画に有効

3、成果報酬型 人材紹介エージェント

人材紹介エージェントの場合は、採用にいたって初めて費用が発生します。また、事業所の要望と求人者の要望をエージェントが把握したうえで紹介に至るため、互いにミスマッチも少なくスムーズに採用に至ることが可能です。
ただし、採用に至った際は、採用人材の想定年収の約20%が成果報酬として発生します。

介護職の平均年収は、330万~400万弱と言われています。
参考:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/20/dl/r02gaiyou.pdf

つまり、人材紹介エージェントを通した採用は、70万~80万が採用単価となります。

  • リーズナブル度:✕
  • 採  用  率:◎
  • 総     評:採用単価は高いが、マッチングした採用ができるため正社員やリーダー候補の採用には有効

4、成果報酬型WEBサイト

WEB完結型で成果報酬型の求人サイトも増えてきました。ジョブメドレーなどは、医療介護の求人サイトとして有名です。こちらの場合は、介護職以外にも看護師や薬剤師といった他職種もたくさん掲載されています。
掲載するだけなら無料ででき、マッチングして費用が発生するため、フリーペーパーと人材エージェントのいいとこどりをできて、効率的な手法です。

成果報酬は職種によって異なりますが、介護職の場合は、10万~20万が相場となります。

  • リーズナブル度:〇
  • 採  用  率:〇
  • 総     評:採用単価がエージェントよりも控えめなので、無駄なく効率よく採用をしたい事業所におすすめ。

成果報酬型WEBサイト「週休3日.com」

週休3日.comは、週休3日正社員・短時間正社員など新しい働き方での求人募集に特化した求人情報サイトです。求職者の「+プラス1日」でやりたいことに耳を傾け、企業とのマッチングの場をWEBでご提供いたします。

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