こんにちは、浜松でライターをしながら週休3日制(正社員)の働き方をしているひおです。
まだまだ多くの企業が週休2日制もしくは完全週休2日制ですが、多様な働き方やワークライフバランスを鑑みて「週休3日制」を導入する企業が増えて来ていますね。

しかし同じ週休3日制でも、働く時間や給与形態についてはさまざまなことをご存じでしょうか?
今回は、週休3日制の働き方のパターンについてご紹介いたします。

週休3日制を取り入れている大手企業

だんだん増えてきた週休3日制。
週休3日制を取り入れたことをオープンにしている大手企業は、ざっと調べたところ以下の企業がありました。

・株式会社ユニクロ
・佐川急便株式会社
・日本IBM株式会社
・Zホールディングス株式会社(旧:ヤフー株式会社)
・株氏会社みずほ銀行

などなど。
上記は週休3日制を取り入れた企業のほんの一部ですが、IT、物流、アパレルと特定の業界に限らず週休3日制の働き方が広がっていることがわかります。
けれども、各社その働き方には違いがあるようです。

週休3日制の働き方はどんなパターンがある?

まず、一般的な正社員の働き方は、1日8時間勤務の週休2日で週40時間勤務の人が多いと思います。
その勤務時間を元に週休3日制にした場合、大きくわけて2パターンになります。

それは、

①1日8時間勤務のまま週4日勤務(32時間勤務)
②1日10時間勤務となり週4日勤務(40時間勤務)

この2パターンです。

①の場合は、働く時間に応じて給与がカットされる場合が多く、
②の場合、給与は変わりませんが1日あたりの働く時間が増えることとなります。

先ほどご紹介した日本IBM、Zホールディングス、みずほ銀行は①のパターンで、
株式会社ユニクロや佐川急便株式会社は②のパターンです。
企業のビジネスモデルによって、週休3日制の働き方は異なってくるんですね。

ちなみに、私は①の1日8時間勤務のまま週4日勤務で、給与は週休2日勤務の場合より20%カットの働き方をしています。

どちらの働き方が最適か

休む時間は増えるけど、給与がカットになる。
給与は変わらないけれど、1日の勤務時間は増える。

一体どちらの働き方が最適なのでしょうか。
結論から言うと、「一概にはいえない」です。

というのも、ビジネスモデルや業界に応じて最適な働き方というのは異なってくるため、
どちらかがベストとは言い切れないのです。

また、人によっても価値観やライフスタイルが違うためどちらがベストと言うのは異なってきます。

私の場合、子どもがまだ小学生のため放課後のお迎えや習い事の送迎などを考えると1日あたりの勤務時間を延ばすことは現実的ではありません。
給与面に関してはフリーランスの働きで補えています。でもそれは、プラス1日で「やりたいこと」が「フリーランスで働くこと」に繋がっていたので、たまたまバランスがとれたのだろうと思います。
子育て期の女性に関しては、「週休3日で給与8割」の方がニーズは高いようです。

また、ビジネスモデル面の例として、薬局を例に挙げると、薬局勤務場合、薬局の営業時間が10時間(8時半~19時半)というところも多くあります。
その場合、一人あたりの勤務時間を延ばし、シフト制で休みを回すことができれば、比較的シンプルに給与水準をそのままで週休3日制を導入することができます。

ビジネスや業界に応じて、最適な働き方ということを再定義する必要があるんですね。

株式会社週休3日で紹介している週休3日制の企業

「週休3日制の働き方ができるのなんて、どうせ都会の大企業だけでしょ?」と言うふうに思われそうですが、じつは意外と週休3日制を取り入れている企業は多いのです。

例えば、静岡県にある調剤薬局グループ 株式会社エムズレイズは、一般正社員(週休2日)と週休3日正社員のどちらも採用していて、新卒でも週休3日正社員として働くことができます。

エムズレイズ

しかもライフステージに応じて働き方を変更できるため、例えば一般正社員(週休2日)で入社後、子育てや介護のため週休3日正社員へ働き方を変更することも出来るのです。
この柔軟さが素晴らしいですよね。

また、同じく静岡県内にある介護付有料老人ホーム 浜松 生楽館 では 介護福祉士・介護士の職種について週休3日正社員を求人募集しています。

株式会社週休3日が運営する週休3日薬剤師.comでは、全国各地の薬局から求人が届いています。

なお、株式会社週休3日では、全職種対応の週休3日正社員求人を紹介するWEBサービスを2021年春にリリースする予定です。
週休3日正社員で働きたい方は、働き方の選択肢が大きく広がるはずです。
「うちの会社は、週休3日正社員を導入しているし、働きやすい会社なのに良さが伝わらない・・・」とお悩みの企業の経営者・人事・採用担当者の方は、新しい採用チャンネルになるはずです。
ぜひご注目ください。

まとめ

今回は、同じ週休3日制でも働き方には大きく2パターンあること、
ビジネスモデルや個人のライフスタイルによってどちら働き方が最適かは変わってくるため、定義づけることは一概には難しいことをお伝えしました。

画一的な働き方でなく、基準を定めた中で、働く個人に選択権がある環境が、これからの企業には求められてくるのは間違いないと思います。
ぜひそれぞれにとっての最適解を企業も個人も持ち、お互いがマッチ出来ればいいですね。