こんにちは、浜松でライター兼正社員の働き方をしているひおです。
週休3日制の働き方を選択した私に、株式会社週休3日さまからお声がけいただきブログを書かせていただくようになりました。
さて、前回のブログでは「本人がどのような働き方がしたいか、休日が1日増えたらたらどう過ごしたいのか、という目的があれば(週休3日制の働き方は)充実した日々を送れると思います」と書きました。
というわけで、今回は週休3日制の働き方を選択した場合の「プラス1日」のお休みについて書いていこうと思います。
働くってなんだろう
週休3日制の働き方を選択する前、私は漠然と「なんで働くのだろう」と考えていました。
初めて働いたのは高校生の時、地元のホームセンターでのアルバイトでした。レジ打ちと品出しがメインで、平日3時間、土日に6時間程度。働く目的はお金のためで、服や漫画を買ったり、友だちと遊ぶ時の食事代など。月に6万~7万稼いでいたのでお小遣いは今より多いくらいです(笑)
やがて大人になり、社会人になると「お金のためだけ」で働いているとなかなかモチベーションが上がらないことが増えてきました。
アルバイトの時と違い、働く時間が長く、会社や上司から求められることが具体的な「作業」でなく、もっと抽象的な「仕事」になります。仕事を進めるためには、計画やそれに伴う作業が必要になってきます。
交渉事や調整も増え「お金のためだけ」だと割り切れない気持ちがだんだんと増えてきたのでした。
では、なぜ働き続けるのか。
それは、お金に換算できない楽しさや喜びや楽しさが、働いていると時々あるからだと思います。
「誰かに喜んでもらえた」「大きな売り上げを上げることができた」「これまでできなかったことができるようになった」など。
けれど、こういった結果を得るためには、多少なりとも自分で能動的に考え行動していかないといけません。
でも、なかなか得意でないことを能動的に行動するって難しいものですよね。
なら、好きなことや得意なことならどうだろうと私は思ったのでした。
やりたいことを決める
好きなことや得意なことなら能動的に行動できるし、それなら結果にもつながるはずだし、ゆくゆくはお金にもつながるんじゃ…?と思った私は、「やりたいことってなんだろう?」という自問からはじめました。
あれやこれや考えて行きついたところは、文章を書くことでした。
たまたま前職でライターさんと関わり合いを持つことが多く、どうやったらなれるの?と尋ねると「言ったもん勝ち」というセリフを聞き、特に目立った実績もないですが、思い切ってライターと名乗り開業することにしました。
あともう一つはカレー。
欧風カレーも、スパイスカレーも大好きでいつかインドに行きたいと思ってます。カレーは直接的にはお金には繋がらないですが、好きなことです。書くことと合わせて、カレー店や自分が作ったカレーのレシピをまとめるブログを始めたいと思いました。
「書くこと」と「カレー」。
この二つを私の人生に組み込むことにしました。
とはいえ、好きを仕事にして食べていくことはなかなか大変です。
でも、これまで通り働きながらやりたいことを開始することは難しい。
あと1日あれば……。
そんな思いから、週休3日制の働き方を選択することにつながったのでした。
週休3日制と副業は別の話
ちなみに、私は週休3日制にして得たプラス1日のお休みをフリーランスの活動日としていますが、週休3日制の働き方を選択することと副業は開始することは別の話と思っています。
週休3日制で得たプラス1日のお休みをどう使うかはその人の自由です。
無理に賃金につなげなくたって、プラス1日のお休みを「映画を観る日」「マラソンをする日」「バイクでツーリングする日」など自分が能動的に行動できることに費やすことができたら、きっと人生そのものが充実するのではないでしょうか。
そしてこの「これが好き、得意」というものに対して情熱を注げるゆとりが、プラス1日のお休みを得る週休3日制の働き方の本質なのだと思います。
なので、健康上の理由が特になく「ただ休みたい」ということがプラス1日のお休みを得たい動機だと、残念ながら無駄な1日になってしまうかもしれません。
周囲の声を気にする必要はないので、どんな些細な理由でも、プラス1日のお休みを得たい動機を自分の中できちんと確認しておいたほうがいいと思います。
プラス1日のお休みで生き方が変わる
大げさかもしれませんが、プラス1日のお休みを「能動的に考え行動できること」に費やせたらきっと人生が変わります。
仕事と生活だけの日々から、これが私の個性と思えるものを得ることができ前向きに生きていけると思います。
きっと仕事においてもよい影響が出るのではないでしょうか。
たいていの人は、無意識に日々の仕事も「この仕事ならやってもいいな(もしくは)やれそう」と思って選択しています。
言い換えると「好きかも(もしくは)得意かも」と思って選択しているのです。
「能動的に考え行動できること」がプラス1日の事柄で癖になれば、職務上でも同じように行動できるようになるのではないかと思います。
実際、私もフリーランスの仕事を始めて、先々の予定や一つの仕事にかかる労力やコストを考えるようになりました。
これは本業の取り組み方にも影響がでていて、前職では考えることもなかった先の見通しを意識できるようになりました。
まとめ
これからきっと週休3日制の企業は増えてくると思います。
けれども周りがやっているから自分も、という気持ちではなく、プラス1日のお休みをどう過ごしたいか、ぜひ考えてみてほしいと思います。