ヤフーが打ち出した、従来のそれとは違う「週休3日正社員制度」について – 株式会社週休3日

ヤフーが打ち出した、従来のそれとは違う「週休3日正社員制度」について

コラム

YAHOOさんが、昨年打ち出した「週休3日正社員制度」。先日、具体的な案が提示されました。当初予定よりかなり早いのではないでしょうか。YAHOOさん及び宮坂学さんの「できるだけスピーディにかつ確実に導入する」という強い意志が感じられます。

株式会社週休3日が特に注目したところは、週休3日正社員で勤務日数が週4日になるかわりに年収が2割下がるという点です。つまり、勤務日数を8割にするので、収入も8割にするという選択肢なわけです。
従来、週休3日正社員制度の多くが週40時間という労働基準法の基準時間から離れることができず、週休3日だけれど1日10時間労働という、どちらかといえば若者の人材採用を重視した人事戦略の意味合いが強いものでした。
YAHOOさんの提案はまさに株式会社週休3日の提案そのものであり、働き方の選択肢を広げるという観点で画期的なものです。

以下、文集オンライン(出典:文藝春秋2017年1月号・全5回) さんより引用させていただきます。( 引用先ページ
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「働き方改革」に注目が集まる中、ヤフーが昨年秋に打ち出した「週休3日制」は、いまなお多くの耳目を集めている。自身もかつては“私生活がほぼ皆無”だったというヤフー社長の宮坂学氏が、なぜ「週休3日制」の導入を決めたのか。
そのねらいと戦略を聞いた。(出典:文藝春秋2017年1月号・全5回)
 週休3日制の導入、新幹線や自転車を使っての通勤の解禁、新卒一括採用の廃止と、転職も含めた30代以下の通年採用――。

 1996年の創業から20年が経った2016年、ヤフージャパンでは、社員の働き方を大きく見直そうと動き始めました。特に週休3日制を発表したときは思っていた以上に反響が大きく、改めて世間の関心の高さに驚いています。

 こうした改革を打ち出した背景には、会社の競争力を高めるために優秀な人材を集め、彼らに気持ちよく働いてもらって高いパフォーマンスを出し続けて欲しいという私の期待がありました。

 ヤフーでは毎年、少なからず退職者が出ます。退職者に行なったインタビュー調査を読むと、給与が低い、ヤフーでは成長できない……など、耳が痛くなるような辛辣な指摘が並んでいて、正直へこみます。簡単に解決できない問題もありますが、よりフレキシブルな働き方が実現できれば、より多くの人材がヤフーに興味を持ち、働き続けてくれるのではないか。そして結果として、競争力向上につながるのではないだろうか――そう考え、働き方の改革に取り組んできました。

 わずか数名から始まったヤフージャパンの従業員は、現在連結で9000人を超えています。売上も6000億円を突破し、もはやベンチャー企業と呼ぶことはできません。かといって大企業というと言葉のイメージが人により異なる。目指すのは、ベンチャー企業のスピード感と大企業のスケール感とを併せ持つ、エクセレントカンパニーです。

 IT業界の競合相手は、グーグルやFacebookなど、世界の時価総額トップテンに入っているような“巨人”。グーグルの社食が充実しているうえに無料だと話題になったように、彼らも職場環境の整備には先進的に取り組んでおり、生半可な努力では到底太刀打ちできません。優秀な人材を確保し、パフォーマンス高く働いてもらうことは、どの企業にとっても成長に欠かすことのできない重要な課題なのです。

個人の働き方の選択肢を増やす

 週休3日制という言葉がひとり歩きをしている面もありますが、私の理想は、個人の働き方の選択肢を増やすこと。休日も会社が決めるのではなく、社員個々人が自分に合ったスタイルで休みを取れるようにする。今月は期末で業務が多いから休みを週1回に減らして仕事に集中し、翌月は週休3日にして体を休めたいなど、仕事の状況に応じて休みの取り方をフレキシブルに変え、年間120日の休みをどのように配分するのか社員の選択の余地を広げていきたいと考えています。

 現在は土日を休日と定めていますが、いずれは平日でも休めるようにするつもりです。現に、ヤフーのサービスでは土日のアクセスが多いものもあり、担当部署は平日に休んだ方が効率がいい。

 休み方が変われば、給与や評価のシステムも変える必要があります。週休3日制を試験的に導入しながら、数年後をめどに、給与を含めた制度設計を進めて行くつもりです。

場当たり的・思いつきの導入は現場崩壊のリスクがあります。
ノウハウ・経験値を活かし、戦略的な週休3日正社員制導入をお手伝い致します。
週休3日ソリューション

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